税理士向井のBlog
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負担付贈与
今日は、毎週木曜日に担当している記帳指導のため名古屋税理士会熱田支部へ行きました。その中で「負担付贈与」に関する質問がありましたので、これについて書いてみようと思います。

「この土地をタダであげるよ」という場合、これを「贈与」と言い、もらった人に贈与税がかかる仕組みになっています。一方、「この土地をあげるけど、私の代わりに借金を返してね」ということもあります。この場合は、もらう人に借金という負担がくっつぃてきますので、これを「負担付贈与」と言います。この場合は、単純に土地をもらった人が贈与税を納めるというだけにはなりません。土地を贈与した人は、土地を渡す代わりに借金がなくなる(=得する)わけですから、なくなる借金の金額で土地を譲渡したと考えるのです。一方、贈与を受けた人は、土地の金額と借金の金額の差額をもらったと考えます。

以下の例で考えてみます。
父所有の土地(時価5000万円、取得価額1500万円)を長男に贈与。ただし、長男は父の借入金2000万円を引き継ぐ。

 長男に肩代わりしてもらえる2000万円を収入として土地を譲渡したと考えるので 
  2000万円-1500万円=500万円 
譲渡所得として所得税・住民税の対象となります。

 500万円×20%=100万円
 (→所得税・住民税額 長期譲渡としてごくごく単純に計算しています) 

長男 時価5000万円の土地をもらうが、2000万円を肩代わりするので
  5000万円-2000万円=3000万円 
が贈与税の対象となります。

 (3000万円-110万円)×50%-225万円=1220万円
 (→贈与税 単純に計算しています)

なお、土地の贈与を受けた場合、通常は「路線価による相続税評価額」を基礎に贈与税の計算をしますが、負担付贈与の場合には「通常の取引金額(時価)」を基礎に計算しますので注意が必要です。


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こんにちは!突然のトラックバック失礼します。よろしければ贈与税について情報交換しませんか?
2006/12/03(日) 19:09:37 | 税金・節税対策の基礎知識
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