税理士向井のBlog
名古屋の税理士向井正義のブログです。
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ジレンマ(節税→増税の繰り返し)
最近の税金について思うことは、「節税」でさえやらせてくれなくなっているのかなということです。脱税は論外として、税金の負担を抑えるために法律で認められている方法(ダメといっていない方法といった方が正確かも?)をとっている場合に、法律の改正をしてその方法を使えなくするといったことが多い気がします。平成18年度の法人税の改正項目の中に実質一人会社のオーナーの給与の一部を損金(経費)として認めないというものができました。個人事業者が法人を作って給料をもらうという形をとることで節税を図るということをさせないといった趣旨のものです。トンでもない法律を作ってくれたなというのが率直な感想ですが、給料をもらうことで単純に税負担を減らしている会社だけでなく、一年間で何千万という法人税を払っている会社でさえ対象にさせられるのですからたまったものではありません。この適用を受けないようにする方法を考えても、中小企業にとってはなかなか簡単な方法ではやらせてもらえないような仕組みにもなっています。税金といっても、企業にとっては一種のコストですから、できるだけ少なくしたいのは当然の気持ちです。企業が頑張ってコストダウンに成功しても、無駄遣いばかりしていてはお金は足りなくなりますから、また税金が取れるように法律を変えてきます(ちょっと話はそれますが、お酒のメーカーが企業努力で発泡酒のような商品を開発してもすぐ税金がとれるようにもしますよね)。無駄遣いをするための税金なんて誰だって払いたくありませんから、また節税を考えます。結局はこの繰り返しです。最近は納税者の方に税法の改正の話をすると、「また無駄遣いのために税金を増やすのか(怒)」といった声を聞くことが多い気がします。根本的に無駄のない税金の使い方をしてくれるのであれば税金を納めることにそれほど嫌な気分になることはないのではないかと思います。もっとよく考えていただきたいことだと思います。
皆さん、節税を考えるときには、次のことだけは知っておいてくださいね。現在はメリットのある方法でも、将来法律が改正されてしまうと結果的にメリットがなくなってしまうケースも出てくることがありえます。例えば、生命保険を利用して将来退職金をもらうというような方法を使うことがありますが、現在は優遇されている退職金に対する課税も将来的にはどうなるかわかりませんよね・・。

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テーマ:会計・税務 / 税理士 - ジャンル:ビジネス

コメント
この記事へのコメント
ほんとですね。税金をしっかり有効活用してほしいものですね。ちゃんとしたことに使って頂ければ、我々納税者も「しっかりおさめて世の役に立とう」と思いますが、現在のような状況では、そんな気にもなれないですよね。
2006/10/06(金) 01:33:47 | URL | 保険屋じょーじ #-[ 編集]
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